1.車体構造：
Linde低温冷凍仕様車SE12は油圧オイル、グリスなどは元々冷凍庫仕様として作られています。-25°の環境でも走行可能。さらに車両全体をワイヤーハーネスで防水性を強化しています。低温は、ポンプの効率を低下させ、作動油の粘度に影響を与える。特に起動後の最初の数回の動きで、作動油の温度が上がらないと正常に動き出さない可能性があります。SE12は冷凍仕様の油圧オイルを使用しているため、冷凍環境でもこの現象が起きらず常に正常に運転可能です

2、電気系統：
電気部品は低温使用と防水処理を克服する必要があり、SE12は低温防水の電気部品に徹底しています、低温防水を満たさない電気部品は定温防水パッケージを行ってから使用しています。通常の環境ではフォークリフトの連続作業で電気部品は働き発熱し、内部温度は下がりにくくなっています。低温環境は電気部品の正常機能に影響を与え、低温環境で各種電気部品の温度が低下し、一定の低い温度に達すると電気部品は起動できなくなるため、冷凍環境に入った後、フォークリフトを長時間停止して駐車することは厳禁です。

3.結露の影響：
霧環境下での車体の防錆以外、 フォークリフトが冷蔵倉庫に出入りする際、内外の温度差が大きく、湿度も大きいため、車体の電気部品とワイヤーハーネスの界面に水滴が結露し、電気部品がショートする危険性がある。また、曇り現象も発生し、レーダー、カメラ、光電センサーの使用に影響を与えています、マルチウエイロボットはバッテリーやセンサーにAIサーモスタット技術を導入し、車体中核部分のパーツの温度制御を実現できました。

4.非接触充電：
結露のある環境下で従来の接触式充電はリスクが高く、SE12は非接触の充電方式を採用することで、火災などの安全性を保ち結露などによるバッテリーや部品の消耗を大幅に低減することを実現しました。